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MotoGP:バレンティーノ・ロッシ、怪我がまだ「ひどく」痛むと語る

2017年06月01日 20:12  AUTOSPORT web

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トレーニング中に転倒したバレンティーノ・ロッシ
バレンティーノ・ロッシは先週モトクロストレーニング中の転倒で負った怪我がまだ「ひどく」痛むことを認め、ムジェロでのイタリアGP参戦について医師の許可が降りるのを待っているところだと語った。

 ヤマハからMotoGPに参戦しているロッシは、先週木曜日にイタリアのモトクロスクラブ・カバラロでトレーニング中に転倒、胸部と腹部に軽い怪我を負い、リミニの病院に搬送された。

 ロッシは金曜日夕方には退院し、自宅での療養を続けているが、今週末のイタリアGPへの出場についてはまだ確認されていない。

 38歳のロッシは木曜日にサーキットでメディカルチェックを受け、問題がなければ金曜日のフリー走行1回目に参加したいと考えている。

「残念なことにモトクロスバイクでのトレーニング中に転倒してしまったんだ」とロッシ。

「腹部と胸部はまだひどく痛む」

「幸い僕の症状は日に日に良くなっているから、今週末のムジェロについては前向きに考えている」

「イタリアGPでスタートラインに立ちたいという思いはとても強く、可能な限り回復に努めているところだ」

「簡単ではないが、治療を続けるのにまだあと何日かある」

「木曜日には、コースに戻る許可を取るため、メディカルチェックを受けなければならない」

「すべて問題なければ、金曜日には僕のYZR-M1に乗って自分の本当の体調を確かめているだろう」

「間違いなく、日曜日にはコースにいられるようにベストを尽くすよ」

 ロッシは前戦ル・マンでのフランスGPでチームメイトのマーベリック・ビニャーレスとの優勝を賭けたバトル中にスリップダウンで転倒を喫した。現在のランキングは3位で、ビニャーレスには23ポイント差をつけられている。