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ジム・キャリー、自殺した恋人の遺族に訴訟取り下げを要求 しかし判事は…

2017年06月01日 17:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジム・キャリー、裁判所に出廷の可能性も
映画『マスク』などで知られる俳優ジム・キャリー(55)は、2012年にアイルランド出身の女性キャスリオーナ・ホワイトさん(メイクアップアーティスト)と出会い交際を開始。しかし2015年には関係悪化が原因で再び破局、その後彼女は「もう頑張れない」として薬物を過剰に摂取しこの世を去った。この死につき、彼女と結婚していた男性、さらに彼女の母がジムを提訴。「ジムの処方薬を過剰に摂取したばかりにキャスリオーナは死んでしまった」としてジムの責任を問う構えだが、ジム側は訴訟の取り下げを要求している。

「なんという恥ずかしい行為でしょうか。彼女の夫の弁護士を呼びこの件をナシにすることなんて、僕になら簡単にできるのです。でも人生には、自分の名誉を守るべく立ち上がらねばならない瞬間があります。」
「僕を、そして僕が愛した女性を利用しようとする無情な試みを、僕は許容しません。彼女は僕と出会うずっと前から問題を抱えていました。悲劇的な死は、誰にも止めようがなかったのです。」

そう声明を発表したにもかかわらず訴えの取り下げを求めていたジム・キャリーにつき、判事がこのほど「問題点についてさらに調べてみたい」「決定はまだ無理だ」と伝達、「取り下げ要求を認めない可能性が高まった」と報じられた。

ちなみにキャスリオーナさんが大量に服用した処方薬の入れ物には、「ジム・キャリー」ではなく偽名が書かれていたとのこと。また彼女が米永住権を得るため結婚した男性は、「彼女の死後にジムは妻宛てにメールを送付してきた」「知らぬ間に妻が薬を持ち去った可能性を示唆する内容をだった」「卑怯にも死への関わりを隠ぺいしようとした」と主張している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)