MotoGP第6戦イタリアGPの開幕前に、ドゥカティ・チームのホルへ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾが意気込みを語った。
■アンドレア・ドビジオーゾ(MotoGPクラスランキング6位)
開幕戦カタールGPで2位表彰台を獲得した後、コンスタントに上位に入賞を続けているアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)だが、ここ数戦は表彰台争いに加わることができず、フランスGPを終えて、ランキング6番手に後退した。
ムジェロのMotoGPクラスでは2012年に3位に入賞した経験を持っている。ドビジオーゾにとってもドゥカティにとっても、ムジェロはホームレース。今季2回目の表彰台獲得が期待されている。
「ムジェロは、僕とドゥカティにとってのホームグランプリだから、いつも特別なレースだ。僕たちがよく知るコースで戦闘的となること、いい結果を残すことを追求する。数週間前に行なったテストではフィーリングがよかった。週末にいい仕事ができれば、いいレースができるはずだ」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング8位)
今年からドゥカティに移籍したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は、ドゥカティのホームレースに初めて挑む。ムジェロはロレンソが得意とするコース。MotoGPクラスにステップアップした2008年から8年連続全てのレースを2位以内でフィニッシュしている。
通算5勝を記録している。スペインGPでドゥカティ初表彰台を獲得、フランスGPでも6位に入賞し、ランキングも8番手まで浮上した。デスモセディチGP17で初めて走るムジェロでロレンソがどんなパフォーマンスを見せるかに注目だ。
「ル・マンの6位とカタルニアテストでのポジティブな結果の後、楽観的にムジェロに乗り込むことができる。フロントタイヤに関するいい解決策が見つかり、目標はヘレスにように戦闘的になること。距離を走り、バイクの経験を積み、イタリアGPに向けて準備が整った感じがある」
「ムジェロはお気に入りのコースの一つ。ここでは何度も優勝を遂げている。それに、今年はドゥカティのホームレースとなるから、モチベーションがさらに高まる。ドゥカティスタンドのファンに会えることが待ち遠しい」