事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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パーマー、契約打ち切りの噂
すでに複数の後任候補
ルノーの首脳陣は、ジョリオン・パーマーとの契約の打ち切りを考えているようだ。次のカナダGPは、彼がチームに実力を証明してみせる最後のチャンスになるかもしれない。
チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、たびたびQ3に進出し、ここまで14ポイントを獲得している。これに対して、パーマーは6戦中5戦でQ1敗退、選手権ポイントはいまだ0点と、成績面では確かに見劣りすると言わざるをえない。
後任の最有力候補には、現在WECでトヨタをドライブしているセバスチャン・ブエミの名があがっているらしい。
ルノーのアンバサダーを務めるアラン・プロストは、eDAMSの共同オーナーとしてフォーミュラEに関わった時にブエミと仕事をしたことがあり、彼の起用をルノーに強く推しているという。
また、他にはテストドライバーのセルゲイ・シロトキン、レッドブル傘下のピエール・ガスリー、浪人中のフェリペ・ナッセも候補にあげられているようだ。
パーマーの残留という可能性も含めて、誰がルノーのセカンドシートに座るのかは、アゼルバイジャンGPまでに決まると言われている。
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