ザウバーF1チームは、8月1日、2日にハンガロリンクで行われるF1合同テストで、F2ドライバーのグスタフ・マルジャを走らせることを決めた。
スウェーデン出身21歳のマルジャは、ハンガリーGP後に行われる2日間のテストのうち1日を担当し、F1走行デビューを果たす。
「今回のテストへの参加はグスタフのレースキャリアにとって新たなステップになりますし、彼の子供のころからの夢を叶える素晴らしいチャンスになるでしょう」とザウバーチーム代表のモニシャ・カルテンボーンは述べた。
「私たちはこの何年か彼に注目してきましたが、特に昨年のGP2シリーズで彼は着実に成長を遂げました」
ADACフォーミュラ・マスターズとフォーミュラ・ルノー2.0 NECで優勝経験を持つマルジャは、2016年にラパックスからGP2にフル参戦し、ランキング13位でシーズンを終えた。
マルジャは2017年はレーシング・エンジニアリングからF2(GP2の後身)に参戦、今シーズンのモナコで初の表彰台を獲得し、現在ランキング9位につけている。
「F1マシンをドライブできるなんて、とてもスリリングだ。子供のころの夢が叶うよ」とマルジャは語った。
「早くその感覚を経験したい。きっと夢のような瞬間になるだろうね」
ザウバーはバーレーンで行われた初回のインシーズンテストでレギュラードライバーのパスカル・ウェーレインとマーカス・エリクソンを走らせたため、レギュレーション上、ハンガリーテストでは他のルーキードライバーを起用する必要があった。