2017シーズンのWEC世界耐久選手権第1戦、第2戦にバイコレスから参戦したジェームス・ロシターが、6月17~18日に決勝が行われるル・マン24時間耐久レースへの出場を断念したと報じられた。
ロシターは、当初同チームからWECに参戦予定だったロバート・クビカの代役として、第1戦シルバーストン、第2戦スパ・フランコルシャンでENSO CLM P1/01をドライブした。
4月の段階では、自身3度目となるル・マン24時間への参戦意欲を示していたロシター。報道では日程が重複しているスポーツランドSUGOでのスーパーGT公式テストに参加するため、ル・マン出場を断念したとされている。
なお、現時点でロシターやバイコレスのチーム代表、コリン・コレスからコメントなどは出されていない。
バイコレスはロシターの代わりにマルコ・ボナノミを起用し、オリバー・ウェブ、ドミニク・クライハイマーの3名体制でル・マン24時間に挑む見込み。
ボナノミは先週スパで行われたバイコレスのプライベートテストに参加。6月4日のル・マンテストデーでもENSO CLM P1/01のステアリングを握るとされている。