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エミール・クストリッツァ監督・脚本・主演『オン・ザ・ミルキー・ロード』9月公開へ

2017年06月01日 06:03  リアルサウンド

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 エミール・クストリッツァが監督・脚本・主演を務める映画『オン・ザ・ミルキー・ロード』が、9月に日本公開されることが決定した。


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 本作は、第73回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映された、クストリッツァ監督によるラブストーリー。戦争が終わらない国を舞台に、ミルク運びの男コスタと、村で一番の英雄・ジャガの花嫁になるために現れた謎の美女の愛の逃避行を描く。


 クストリッツァ監督は、『パパは、出張中!』と『アンダーグラウンド』でカンヌ国際映画祭パルムドールを過去に2度受賞しているほか、『アリゾナ・ドリーム』でベルリン国際映画祭銀熊賞、『黒猫・白猫』でヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞しており、世界三大映画祭を制覇。『オン・ザ・ミルキー・ロード』は、ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリー『マラドーナ』以来9年ぶりの作品となる。


 キャストには、クストリッツァ監督自身のほか、謎の美女役で『007 スペクター』のモニカ・ベルッチ、村で一番の英雄・ジャガ役で『黒猫・白猫』のプレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチが名を連ねる。また、クストリッツァ監督が率いるバンド“ノー・スモーキング・オーケストラ”のメンバーであり、クストリッツァ監督の実子でもあるストリボール・クストリッツアが音楽を担当している。(リアルサウンド編集部)