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オリビア・ニュートン=ジョン、乳がん再発 「闘病経験に感謝」発言の数か月後に

2017年06月01日 05:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

乳がん宣告から25年目で、まさかの再発と転移…
70年代から80年代半ばにかけて多くのヒット曲に恵まれ、人気を不動のものにした歌手オリビア・ニュートン=ジョン(68)。しかし25年前には乳がんを患い、手術・闘病にはずいぶん辛い思いもしたという。今年に入って「今ではあの経験に感謝しているの」と語っていたオリビアが、まさかのがん再発と転移を発表した。

6月に北米ツアーを予定していたオリビア・ニュートン=ジョンが、Facebookにてツアーの延期を発表した。そこにアップされた声明には、このように書かれている。

「ツアー前半を延期する原因となった背中の痛みですが、乳がんが仙骨に転移したための痛みだと判明しました。」
「今後は自然療法に加え、短期間ですが光線療法を受ける予定です。彼女は今年中に復帰できると自信を持っています。」

オリビアが初めて乳がん宣告を受けたのは、25年も前のことだ。異変を自覚した彼女に医師は「問題ない」と答えたというが、「絶対におかしい」と彼女が食い下がったことで外科生検が実施され、乳がんと判明。その後は乳房の部分切除手術と化学療法を受け、健康を取り戻していた。

そんなオリビアは今年、「がんを経験し感謝している」「おかげで人を思いやれるようになった」と語っていたが、それからわずか数か月で乳がんの再発、さらには骨への転移が発覚した。

しかしオリビアは前向きで、「治療方針は医師団と相談し自分で決めた」とのこと。今後はインタビューに応じるつもりはないといい、しっかり治療に専念し再びの復活を目指すという。ちなみにがんは「術後5年経てば大丈夫」というイメージも強いが、実際は「それくらい経過すれば再発率が下がる」と捉えるべきだそう。それ以降にも再発するケースはあるというが、術後25年が経ち再発・転移を宣告されたオリビアの受けた衝撃の大きさは計り知れない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)