映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の公開時期が10月になることが発表された。
猿たちに支配された地球が舞台となる『猿の惑星』の前日譚として、猿たちが高度な知能を得ていく過程や、やがて人類と対立していく様を描く『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』に連なる同作。地球の支配権を巡る猿と人間の戦いの裏で、猿のリーダーであるシーザーの内面の葛藤を描く。
公開時期の発表にあわせて公開されたポスターでは、シーザーの背後に人間の少女・ノバが登場。「そして、猿の惑星になる」というキャッチコピーが確認できる。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』ではこれまでに引き続きシーザー役をアンディ・サーキスが演じる。共演者にはウディ・ハレルソン、アミア・ミラーらが名を連ねている。監督は前作と同様に『クローバーフィールド/HAKAISHA』などのマット・リーヴスが務める。
サーキスは作品の魅力について「このシリーズの素晴らしい点は、人間と猿のストーリーを適切なバランスで見せていることだ。シーザーは明らかに多くの意味で両方の世界に関係している」とコメント。リーヴス監督は制作意図について「本作のスケールは、シリーズのどの映画よりも大きいが、一方で中心となる核はそのまま維持している。つまり、シーザーと猿たちに関係する感動のストーリーということだ」と述べている。