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GTA、第4戦SUGO/第7戦の参加申込可能エントラントについて発表

2017年05月30日 21:12  AUTOSPORT web

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SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは5月30日、『Rd.4 菅生大会および Rd.7 タイ大会に参加申込が認められる競技参加者について』と題したブルテンを発表し、第4戦SUGOと第7戦タイに参加できる車両について発表した。

 今季からスーパーGTでは、スポーティングレギュレーションにもとづき、参加エントラントを前年実績等からAシード、Bシード、Cグループと分けており、ピット数等の関係で参加台数が限られるレース(今季は第4戦SUGO、第7戦タイ)については、今季の全参戦台数(45台)が上回ることから、エントリーに対するなんらかの方策がとられるとされていた。

 そんな中で今回発表されたブルテンを見ると、43台が出走可能な第4戦SUGO、現地特別参加をのぞく42台が出走可能な第7戦タイで、それぞれスポーティングレギュレーションに沿って参加申込可能な基準が提示されることになった。

 まず、GT500全チーム/GT300前年ランキング18位までの『Aシード権チーム』、そして『インターナショナルチーム(今季はARTO 86 MC 101が該当)』、08年からの継続参戦チーム、GT300のうち、前年ランキングでGT500と合算で42台のうちに入る『Bシード権チーム』は第4戦SUGO、第7戦タイとも出走が可能だ。

 第4戦SUGOの場合、43台の出走が可能であるため、残りの『Cグループチーム』のうち、1台が参加可能。そこで第1戦岡山、第2戦富士の2戦で最多のチームポイントを獲得した60号車SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(7ポイント)が参加申込を行えることになった。

 ただし、43台のマシンは“参加義務づけ”ではあるものの、43台のなかに「やむを得ない理由で本競技会に参加申込を行わなかったチームがあった場合」に、『Cグループチーム』のなかでチームポイント上位から参加申込ができる。今季の場合、117号車EIcars BENTLEY GT3(4ポイント)、22号車アールキューズ SLS AMG GT3(2ポイント)の順番で申込ができる。逆に、43台全車から参加申込があった場合、2台はSUGO戦に出走できない。

 また、第7戦タイの場合は参加者数が『42』となっているため、『Cグループチーム』はSYNTIUM LMcorsa RC F GT3、EIcars BENTLEY GT3、アールキューズ SLS AMG GT3とも現段階では出走ができない。ただし、SUGOと同様にタイ戦に42台のなかから参加申込がなかった場合、第1戦から第3戦までのチームポイント上位から申込が行える。今回は60号車SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(10ポイント)、117号車EIcars BENTLEY GT3(5ポイント)、22号車アールキューズ SLS AMG GT3(3ポイント)の順番で申込可能だ。

 最終的なエントリーについては、その大会ごとの確定したエントリーリストが出るのを待たなければならないが、“基準”が分かりやすく出されたかたちだろう。