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『LOGAN/ローガン』パトリック・スチュワート、ラストとなるチャールズ役を述懐

2017年05月30日 20:22  リアルサウンド

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 6月1日公開の映画『LOGAN/ローガン』より、パトリック・スチュワートのコメントが公開された。


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 本作は、『X-MEN』シリーズに登場する人気キャラクターを主人公にした『ウルヴァリン』シリーズ第3弾。ミュータントの大半が死滅した2029年を舞台に、超人的な治癒能力が衰え、生きる目的を失ったローガンが、ローラという謎めいた少女を守るため、命がけの闘いに挑む模様を描く。


 過去作に引き続きチャールズ・エグゼビアを演じるスチュワートは、本作でのチャールズについて「年老いて具合が悪く、何よりも危険な存在になっている。彼は自分のパワーをコントロールできなくなっているんだ。ローガンはそんなチャールズの看病をしながら、言い合いの相手となり、床に倒れた時に起こしている」と自身の役どころを解説。


 そんなキャラクター設定についてスチュワートは「最初に聞いた話は、他の多くのX-MENは登場しないかもしれないということだった」と振り返りながら、「脚本で一番衝撃を受けたのは、チャールズが登場する最初のシーンの設定描写を読んだ時だった。それは、エグゼビアによる恵まれし子らの学園の、落ち着いた知的な世界とはかけ離れたものだった。私はそこに興味を持ったし、どんなことが起こるかを探求したいと思った」と語った。


 本作でウルヴァリンを演じるのが最後となるヒュー・ジャックマン同様、スチュワートも本作でチャールズ役から卒業する。卒業についてスチュワートは「ヒューの隣に座って、ベルリン映画祭の満場の観客と一緒にこの作品を観た。とても、本当に満足のいく経験だった。本作はとても良いものだと思う。単によくできているという意味ではなく、ひときわ優れている作品だ」と絶賛し、「それに、これは、さよならを言うのに、間違いなく、一番ふさわしいやり方だと初めて思ったね」と納得のいく卒業であると述懐している。(リアルサウンド編集部)