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ハリー・スタイルズ 英自爆テロで負傷した14歳ファンに「I love you」

2017年05月30日 18:14  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ハリー・スタイルズ、電話で少女を励ます
英時間22日のこと、英マンチェスターにて歌手アリアナ・グランデがショーを終えた直後に自爆テロ事件が発生した。22名の尊い命が奪われ、大勢の人々が負傷し病院に次々と搬送されて現場は大混乱に陥ったという。この大惨事に胸を痛めたハリー・スタイルズは、深刻な怪我をした入院中の少女に直接電話をかけ、一刻も早く良くなるよう願って励ましの言葉をかけていた。

このほどハリー・スタイルズが電話をかけた相手は、テロ事件で重傷を負った14歳の少女フレヤ・ルイスさん(Freya Lewis)だ。フレヤさんの怪我はかなり酷く、爆弾の破片を浴びてできた裂傷や火傷が多数あったほか、複数の骨折も確認されたという。危険な状態だった彼女は現場で心肺蘇生法を受けた後に病院に搬送され、10時間半に及ぶ手術を耐え抜いた。しかしこの日一緒にいた親友は死亡し、フレヤさんは体だけでなく心にも大きな傷を負ってしまった。

これからも長い治療が必要になるというフレヤさんを励ますため、ハリーは彼女が入院している病院(Royal Manchester Children’s Hospital)に電話をかけたとのこと。彼女の入院生活と回復への道のりを綴る家族のブログには、このように書かれている。

「鎮静剤をうち眠っていたフレヤは意識を回復し、父に投げキスをして微笑みました。その姿に、父はワッと泣きだしてしまいました。」
「すると今度は、電話が鳴り始めました。しかもかけてきた相手は、なんとハリー・スタイルズだったのです。目を覚ましたフレヤに対し、ハリーは『愛しているよ』。これに『私もあなたを愛してる』と答えたフレヤに続き、フレヤの父まで『俺だってハリーを愛してる』と声をあげたのです。」

ハリーから電話があった瞬間、重々しい雰囲気が漂っていた集中治療室はパッと明るくなったそうだ。治療が当分続くというフレヤさんも、大好きなハリーに「I love you」と言われどれほど嬉しかったことか。嬉しさと感動で思わず「俺も好きだ」と口走った父親の心境も、理解できるものであろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)