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『CRISIS』第8話に西島秀俊らがコメント 「田丸と千種の恋の結末に、ご期待ください」

2017年05月30日 17:53  リアルサウンド

リアルサウンド

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 関西テレビ・フジテレビ系にて、毎週火曜21時より放送中のドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』。本日5月30日放送の第8話について、主演を務める小栗旬や西島秀俊らからコメントが寄せられた。


参考:西島秀俊と石田ゆり子は“ただならぬ関係性”だ 『CRISIS』共演に漂う艶っぽさ


 同ドラマは、直木賞作家・金城一紀が原案・脚本を手がけたアクションエンターテインメント。警察庁警備局長・鍛冶大輝(長塚京三)直轄の秘密部隊である、各分野のスペシャリスト5人が集結した公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く。


 第8話では、夫を待つ身でありながら田丸(西島秀俊)への思いを隠しきれない千種(石田ゆり子)と、倫理観で千種に対する思いを抑えつけ、あと一歩を踏み出せない田丸の関係が急転。さらに、特捜班5人が150人近い信者がいるカルト教団に突入し、規格外の7分30秒ノンストップバトルが繰り広げられる。


 また、ドラマ公式Twitterでのスペシャル企画を、第8話でも引き続き実施することが決定。ドラマ放送終了の21:54から22:30までの36分間、ハッシュタグ「#ドラマCRISISに質問」をつけて質問をツイートすると、応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城や監督・プロデューサーらスタッフが、公式Twitter上で回答していく。


■小栗旬 コメント
『CRISIS』はアクションが売りではありますが、これまでアクションで話を終わらせることはありませんでした。
でも第8話だけはとんでもない、日本のテレビドラマ史に残るアクションをやって終わらせます。
これまで種を蒔いてきた事を回収しながら第8話、第9話、第10話が進んでいきます。
西島さんのファンにとっても、第8話の田丸さんを見ればすごく納得してくれると思います。
この第1話から最終話まで一貫した覚悟を持った脚本はやはりすごいと思います。


■西島秀俊コメント
・アクションについて
小栗君がプロデューサーに「もっと強い敵を用意してくれ!」と言っていたら、今回本当に最強の男たちと対決することになりました。
後藤選手も土井選手も文字通り規格外な人でした。
小栗君をはじめとしたキャストとスタッフの覚悟が詰まったシーンになっています。
特捜班5人対150人の美しく壮絶なバトルを是非ご期待下さい。


・恋愛シーンについて
田丸にとって核となる恋愛のシーンだったので、集中して臨みました。
千種役の石田ゆり子さんの表情の素晴らしさに毎シーン強く引き込まれました。
田丸と千種の恋の結末に、ご期待ください。


■金城一紀(原案・脚本)コメント
せっかく小栗旬、西島秀俊がアクションをやるなら、日本のドラマでやったことのないチャレンジとして、第1話の新幹線、そしてこのノンストップアクションをやりたかったんです。その両方が実現して驚きと感謝しかありません。
この7分30秒は田丸が千種に捧げる愛情表現です。
田丸の抑えつけられた千種への情念を言葉ではなくアクションで表そうとしたら、ぴったりストーリーにハマったんです。
不器用な田丸の愛が爆発する、そして特捜班のほかのメンバーもそれを成就させようと付き合うことで、美しいチームワークが生まれる。本当に『CRISIS』を象徴するような7分30秒になると僕は思います。


■白木啓一郎(第8話監督/カンテレ)コメント
携帯に見知らぬ番号からの電話が。出ると、「小栗です」。
慌てる僕をよそに小栗さんから頂いた言葉は「完成した8話を見たけど、狂ってるね。ヤバすぎる。スゴすぎる。見た人は、絶対にビックリするよ」。
監督冥利に尽きる一言でした。
8話後半の7分30秒のノンストップバトルシーンは、20年以上のテレビマン人生で、間違いなく一番大変な撮影でした。
キャスト、スタッフともに熱の入れ様が半端なかったです。
小栗さん、西島さんをはじめ、役者の身体能力が高いのは言うまでもないですが、現場にいる全員の心がひとつになりました。
物理的な制約が多すぎて何度も諦めようと思った僕の背中を、皆が押してくれました。
後にも先にも、こんなシーンが撮影できるのは『CRISIS』だけだと思います。
このシーンの撮影に、場所の下見だけで5回以上、アクション練習にのべ1ヶ月、現場リハーサルに2日かけた上で臨み、撮り上げました。
ぜひ、見て頂ければ幸せです。


(リアルサウンド編集部)