LEON RACING
2017 AUTOBACS SUPER GT
Round.3 IN AUTOPOLIS 300km RACE
厳しいレースで貴重なポイントを獲得
5/20(土)公式練習 9:00~
天候:晴れ/路面:ドライ/気温:20度/路温:27度
昨年の熊本地震の影響で開催が見送られた為、2年ぶりの開催となるスーパーGT第3戦オートポリス。現在シリーズランキング2位のK2R&D LEON RACING。今大会、ハンディウエイトは44kgと重いが、上位に入りポイントを着実に取りたい。
公式練習では、路面状況、タイヤ・クルマのバランスを入念に確認しながら周回を重ね午後の予選、明日の決勝に向けたセットアップを施した。公式練習をクラス3番手で終え、感触は悪くない。
5/20(土)公式予選
Q1 13:30~
Q2 14:15~
天候:晴れ/路面:ドライ/気温:26度/路温:46度
快晴の下強い日差しが照りつけ、路面温度は46度まで上昇し、初夏を思われるようなコンディションとなった公式予選。
Q2進出に向け、ステアリングを託されたのは、蒲生選手。他車とのタイミングを計りコースイン、慎重にタイヤを温めアタックに備えていたが他車のクラッシュにより、赤旗が提示され中断されてしまう。
残り時間11分ほどで再開されるも、一度温めたタイヤは冷えてしまいベストな状態でのアタックとはいかなかったが、5周目に1'45.337を記録し、7番手で終えQ2に繋いだ。
Q2は黒澤選手が担当。セッション開始と同時にコースインし、念入りにタイヤを温め、4周目にアタック。タイムは1'45.127を記録し、8番手でQ2を終えた。明日の決勝は8番手からの巻き返しに期待したい。
5/21(日)決勝 14:00~
天候:晴れ/路面:ドライ/気温:24度/路温:34度
晴天で迎えた決勝日。20分間のウォームアップでピットストップの一連の動きを再確認し、レースに備える。
スタートドライバーは黒澤選手が担当。パレードラップ、フォーメーションラップを各1周ずつ行い、500、300クラスともにクリーンスタートでレースは始まった。
黒澤選手はオープニングラップで1台抜き、7位で戻ってくる。3周目にスピンした500クラスの車両に後続の300クラスの車両がぶつかり、セーフティカーが導入される。
12周目にレースが再スタートされ、黒澤選手はベストタイムを更新しながら走行するも前方の車両を抜くことができず、LEON CVSTOS AMGは21周目にピットイン。タイヤ交換と給油、蒲生選手に交代しコースに戻る。
アウトラップにポジションを守ろうと果敢に後車をブロックするも抜かれてしまいポジションを落としてしまう。全車がピット作業を終えた時点でLEON CVSTOS AMGは12位を走行する。
その後、蒲生選手の渾身の走りが続くものの、なかなかペースを上げることができない。レース終盤に、タイムを大きく落としたマシンを抜き11位へ、そしてトラブルに見舞われたマシンもパスし10位でチェッカーを受けた。
BOPの厳しい条件下のもとで、幸運にもポイントを獲得することができたが、シリーズランキングは4位に後退した。シリーズも中盤に入り、チーム一丸となりシリーズタイトルを目指す。
レースを終えて
溝田監督
オートポリスは、JAF・マザーシャーシ勢が有利なことは十分理解してました。我々のAMG-GT勢は富士からBOPウエイトとして+45kg積まれ、厳しい戦いになることを想定してました。
予選で8番手を取れた所までは良かったのですが、決勝は色々な選択肢があるなかで見事にすべてが逆を行ってしまった感があります。
次のレース迄にキッチリと修正したいと思います。ただ、苦手だったオートポリス戦から1点を持ち帰れたことは、良かったと思います。
黒澤選手
予選は決勝に向けてのタイヤチョイスで挑み、8番手と悪くなかったのですが決勝はピットインのタイミングが悪く、蒲生選手も頑張ってくれましたが順位を上げることができませんでした。
チームもあの時点では最善の判断をしたと思います。次戦のSUGOレースまでに3回のテストがありますので、そこで更なる良いセット、タイヤを作り込んでシーズン中盤戦に備えたいと思っています。今後も応援よろしくお願います。
蒲生選手
予選はQ1、Q2ともに力を出しきることができましたが、決勝は想定よりも気温が下がってしまったことやピットのタイミングなどで順位を下げてしまいました。でもそんな悪い状況でも最後までミスなく走り、ポイントを取れたことは良かったと思います。