パープルームの展覧会『恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画』が6月1日から東京・外苑前のワタリウム美術館で開催される。
梅津庸一が主宰する神奈川・相模原の私塾「パープルーム予備校」を拠点に、2013年から活動を開始したパープルーム。SNSなどを通じて集まったメンバーが共同生活を営みながら、絵画を中心とした美術作品の制作を行なっている。
展覧会『恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画』では、数百点の作品や資料からパープルームや梅津の活動を紹介するほか、作家たちが実際に会場で生活。突発的な制作やレクチャーも行なわれるという。初日の6月1日には梅津、黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)、上妻世海、齋藤恵汰らによる『パープルーム大学開校式』を実施。会期中には連日「授業」が行なわれ、パープルームのメンバーや黒瀬、上妻、平倉圭、三瀬夏之介、筒井宏樹、柴田英里らが講師として参加する。
また6月1日から、東京・淡路町のAWAJI Cafe & Galleryで展覧会『わたしたちの芸術をみつめるパープルーム』が開催。「パープルームの心」、平山昌尚(HIMAA)、uraunyによる壁画作品、インスタレーション、テキストなどが展示されるほか、作品45点をstartbahn上でオークション販売する。6月13日にはイベント『空気の会』を実施。詳細はパープルームのTwitterアカウントで追って発表される予定だ。