ドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』の放送日が7月2日と9日に決定。あわせてゲスト出演者が発表された。
昨年に放送された宮藤官九郎脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』のスペシャル版となる同作。岡田将生演じる主人公の坂間正和、松坂桃李演じる山路一豊、柳楽優弥演じる道上まりぶ、安藤サクラ演じる正和の妻・茜、太賀演じる山岸ひろむらの1年後の姿を描く。
ゲスト出演が発表されたのは、山路と再会する中学校時代の同級生・笠木久美役を演じる蒼井優。山路の初恋の相手役となる蒼井は「スタッフキャストのみなさんが優しく迎えてくださって楽しく撮影に臨めました。登場人物ひとりひとりの個性が大切に描かれていて、ゆとりですがなにかファンとしても、たまらないスペシャルドラマになっています」とのコメントを寄せている。
また脚本の宮藤は「連ドラで構築された空気感を再現する“なつかしい”だけの続編にはしたくない。『ゆとり』という言葉で括られ、いつしか芽生えた仲間意識みたいなものを一瞬にして破壊する、そんな強烈なキャラクターを登場させたい。監督の水田さんも同じように考えていたのだと思います」と蒼井の起用意図を明かしているほか、蒼井の演技について「完成したドラマを一足先に見たのですが、本当に素晴らしかったです。関わったら面倒なことになるの分かってても、こんなにチャーミングで魅力的だったら、山路も話聞いちゃうよなあという匙加減。そして『ゆとり』の面々とは明らかに違う時間が流れていることを、台詞ではなく表情や佇まいで語ってくださいました」と太鼓判を押している。
また、あわせて清野菜名の出演も発表。岡田演じる正和が相談に訪れる人材派遣会社の営業担当・富田を演じる。