映画『月と雷』の予告編と場面写真が公開された。
10月7日から公開される同作は、角田光代の同名小説が原作。幼少期に母親が家出をして「普通」の家庭を知らずに大人になった泰子を主人公にした物語で、死んだ父が残した家で暮らす泰子の前に、父の愛人の息子・智が現れたことをきっかけにして、泰子の日常が変化していくというあらすじだ。かつて智や父の愛人・直子と暮らしていたことがある泰子役を初音映莉子、智役を高良健吾、直子役を草刈民代が演じる。
予告編では、泰子の前に智が現れるシーンをはじめ、智が泰子の頬にキスする様子や泰子を後ろから抱きしめながら寝る姿、「俺、泰子ちゃんとだったらできると思うよ、普通の生活」と話す場面などが映し出されている。また直子と泰子が対面する様子や、黒田大輔演じる泰子の婚約者・山信太郎の姿も確認できる。