28日に行われたインディ500。デイル・コイン・レーシングから初参戦したエド・ジョーンズは、ルーキー最上位となる3位を獲得したが、終盤のダメージによって勝利を得ることができなかったと残念がっている。
11番手から初めてのインディ500に挑んだジョーンズ。最後のピットインを絶妙なタイミングで終え上位に進出した彼は、優勝争いに加われなかったことを悔いている。
「僕たちにとっては素晴らしいレースだった。1カ月本当に素晴らしいクルマを持つことができたよ。トラフィック走行は経験していたけど、レースでの僕たちはとてもアップダウンがあった」
「集団のスタートを終え、僕たちは前半のほとんどを10番手か11番手で走行していた。(スコット)ディクソンのクラッシュの時も、デブリを踏んでしまったんだ。フロアーとリヤウイングにダメージを受け、ウイングは交換しなければならなかった」
「後方へ下がってしまったけど、運が戻ってきたんだ。最後のイエローは、その直前にピットインしたことでトップ集団に出ることができた」
「けれど、その時にフロントウイングを痛めてしまった。大きな穴があいてしまい、狂ったように風を受けたんだ。多くのドラックも生み出すことになった。コーナーでほかのマシンに追いつくことができたけど、ストレートでは厳しかったよ」
「最後の40周はストレートスピードを失っていた。今日勝つことができるクルマを持っていたと思っているので、本当にいらいらしたよ」
「佐藤(琢磨)もエリオ(カストロネベス)も素晴らしい仕事をした。けれど、とてもフラストレーションがたまっている。このバトルができる機会をどれだけ得ることができるかわからないからね」