2017年F1モナコGP決勝で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンはリタイアを喫した。
バンドーンは10位を長く走り、チームにとって今季初入賞を果たすかと思われたが、レース終盤のセーフティカー・ピリオド明け、タイヤとブレーキが冷えた影響で、サン・デボーテでタイヤウォールにクラッシュ、66周目にレースを終えた。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 決勝=リタイア
今週末をノーポイントで終えることになって残念だ。皆が、今回はもう少しいい結果を引き出したいという思いでいたのに。
レース終盤(のセーフティカー・ピリオドで)、リスタートは簡単にはいかないだろうと予想していた。スーパーソフトタイヤに熱を入れるのにはずっと苦労していたんだ。後ろのセルジオ(・ペレス)やフェリペ(・マッサ)はセーフティカー出動中にオプションタイヤに交換しており、彼らをカバーすることはできないだろうと分かっていた。
僕らはセーフティカー中のタイヤ交換は考えなかった。トップ10圏内を走っているときには、ポジションをキープしなければならないからね。でもタイヤとブレーキを温めるのは簡単ではなく、残念ながらターン1で行き場を失った。
今週末は期待していたような結果を出すことができなかった。でもここモナコではポジティブな要素もあった。全体的なパフォーマンスはまだ不足しているけれど、今週末、しっかり前進したと思う。
やるべきことは多いが、僕は前向きな気持ちを失っていない。