インディアナポリス・モータースピードウェイで開催されている世界三大レースのひとつ、第101回インディ500。フェルナンド・アロンソがレースをリードするも、53周目にジェイ・ハワード(シュミット・ピーターソン)とスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がクラッシュ。コース修復のためにレッドフラッグが振られレースは一時中断している。
現地12時26分にグリーンフラッグが振られた2017年のインディアナポリス500マイルレース。
ポールポジションのディクソンがポジションをキープしてレースはスタート。2列目グリッドの佐藤琢磨とフェルナンド・アロンソは8番手、9番手にポジションダウン。代わってウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ)がジャンプアップする。
パワーは徐々にポジションを落とすも、カナーンはディクソンと交互にリードチェンジを行いながらレースを進めていく。
28周目にカナーンがまずはピットイン。ほかのドライバーも続いていき、アロンソも30周目終わりに初めてのピットイン作業を終える。
各車ピットインを終えるとトップはエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)、2番手にロッシ、アロンソは3番手に浮上する。
アロンソは36周目のストレートでカーペンターを交わし2番手に、その翌周にはロッシを抜きトップに浮上。初のリードラップを記録する。44周目には琢磨がカーペンターを交わし、アンドレッティ・オートスポートが1-2-3でレースを進める。
しかし、53周目に大きなアクシデントが起きる。
コーナーを回りきれずウォールにヒットしたジェイ・ハワードにディクソンがぶつかりクラッシュ。ディクソンは宙を舞いイン側の壁にぶつかりマシン後部を失うほどのアクシデントに。ふたりはマシンから自力で降り、大怪我はしていないようだ。
レースはSAFERウォールや金網の修復のために55周目にレッドフラッグが振られ、アロンソがトップのまま一時中断となっている。