2017年F1モナコGPの土曜予選で、フェラーリのキミ・ライコネンはポールポジションを獲得した。2008年フランスGP以来、9年ぶりのポールポジションだった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=1位
ポールポジションを獲得できてうれしい。ここは最前列からスタートすることが何より重要な場所のひとつだからね。これで仕事の半分は達成した。でも明日、大きなチャレンジに取りかからなければならない。
ここまではうまくいっている。マシンにも満足だ。思ったとおりにすべてをうまくやるのは楽ではなかったけれど、予選ではいろいろな要素がうまくいった。ここでは小さなことがラップタイム上で大きな違いになる。
僕らはいい仕事をした。チームは毎回、とてもいいポジションでコースに送り出してくれたし、すべてがスムーズに運んだ。
明日は2台そろっていい結果を出せればいいね。まずはいいスタートを決めて、トラブルに巻き込まれないようにしなければ。1コーナーまでがかなり短いし、今年のマシンは幅広いから、オーバーテイクは難しい。
ベストを尽くす努力をするつもりだが、簡単にはいかないと思う。自分がコントロールできないことがたくさん起こり得るからね。僕にとって一番大事なのは、明日のレースが終わる時点で、このポジションを維持していることだ。