2017年F1モナコGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンはQ2で敗退、14位に終わった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=14位
(Q2でストフェル・バンドーンがクラッシュしたことによる)イエローフラッグに引っ掛かったのは少しついてなかったけど、あのラップをそのまま走り切っていても、トップ10に入れただけで、最終的にはトップ5に入るのも厳しかっただろう。あのペースではね。
セッションの後、すごくショックを受けた。マシンから降りることができなかったほどだ。
チーム全体、メンバーひとりひとりが最大限のエネルギーを注いで努力してきた結果、他のマシンはうまく機能しているのに、自分はどうしてもうまくやれないなんて。なぜできないんだと思ってしまう。
謎だとしか言いようがない。今のところ、誰ひとり(原因を)理解していないんだ。
セットアップの間違いなのかどうかも分からない。皆、分からずにいる。なぜ1台(バルテリ・ボッタス車)はタイヤをうまく機能させることができるのに、もう1台(自分の方)はだめなのか、理解できずにいる。
僕の走り方が悪いんじゃない。いつもはここで遅いわけじゃないしね。でも、ミーティングで、僕に何か違うやり方ができるんであれば、教えてくれとチームに頼んだ。
チームはこれから2台のマシンをチェックして、何か違いがあるのかどうかを調べる。
Q3に行けなかった時点で、週末はほぼ終わったように感じる。なんとかできる限り挽回することしかできない。
バルテリが勝ってくれるといいな。フェラーリ勢の前に出てくれれば、チームのためになる。コンストラクターズ選手権で彼らに勝ちたいからね。
僕が彼のバックアップをしたり、チームのためにたくさんのポイントを取ったりするのは難しそうだ。でも全力を尽くして、できるだけ上位まで浮上する努力をする。オーバーテイクするのがかなり難しいコースだから、リスクを冒す必要があるだろう。