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BMW、2018年WECに新型M8ベースマシンを投入。6月中にシェイクダウン

2017年05月28日 09:32  AUTOSPORT web

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BMWが製作を進めている新型8シリーズ
BMWは2018年のWEC世界耐久選手権LM-GTEプロクラスに新型BMW M8をベースとしたマシンを投入すると発表した。

 2016年9月にWEC参戦を表明したBMWは、投入する車両については「どのモデルを使用するのか、どのチームがクルマを走らせるのかは今後数カ月以内に決定次第アナウンスされる」としていた。

 BMWモータースポーツ代表のイェンス・マルカルトは「新しいレーシングカーを作るのはいつでもエキサイティングなものだ。特にBMW M8 GTEへの期待はかなり大きいものになっている」と語る。

「マシンの外観などを明かすことはできないが、素晴らしいルックスに仕上がっていることだけは約束できる」

 マルカルトによれば、チームはM8 GTEのシェイクダウンを6月末までに実施すると言い、デビュー戦は2018年1月のデイトナ24時間を予定しているという。

 BMWによる新型8シリーズの製作は昨年末に行われており、今回の発表に先立ち市販車のコンセプトバージョンが発表されたほか、Mブランドモデルも登場する予定だとアナウンスされている。

 なお、現時点でM8 GTEに搭載されるエンジンの詳細は明かされていないものの、IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップを戦うM6 GTLMのものと同様の、4.4リッターツインターボV8エンジンが搭載される可能性が高いとされている。