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マクラーレン、今季最高の2台Q3進出「マシンは速い。降格されても入賞のチャンスはある」/F1モナコ土曜

2017年05月28日 07:32  AUTOSPORT web

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2017年F1第6戦モナコGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)
2017年F1モナコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは9位、ストフェル・バンドーンは10位だった。

 今季初めてふたりそろってQ3に進出、ここまでの6戦でベストの予選となった。
 バンドーンはQ2を通過したもののクラッシュしたためにQ3では走行することができなかった。スペインGPでフェリペ・マッサとクラッシュしたことにより3グリッド降格のペナルティを受け、決勝は12番グリッドからスタートする予定。
 バトンはパワーユニットのMGU-Hとターボチャージャーを新しいものと交換したために15グリッド降格され、最後尾20番グリッドにつく。

 マクラーレンは、「日曜の目標はF1でポイントを獲得することと、インディ500で勝つこと」であると述べている。28日、フェルナンド・アロンソはインディ500に初挑戦、5番グリッドからスタートする。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
 今日の予選セッションのポジティブな要素に注目していこう。期待していたとおりの、極めて優れたパフォーマンスを発揮できた。今シーズン初めて、2台そろってQ3へ進出したのだ。すべてのことが同じようにうまくいっていれば、明日に向けて2台ともが大量ポイントを獲得するチャンスに期待できただろう。

 だが今も、その可能性を否定するつもりはない。グリッドペナルティにより、ストフェルは12番グリッド、ジェンソンは20番グリッドからスタートすることになるが、ストリートコースでは何が起こるか分からない。さらに心強いことに、我々のマシンには速さがあり、非常にドライブしやすい。特に、後者の特性は、明日、このタイトで曲がりくねったサーキットを78周走るドライバーたちにとって大きな助けになるだろう。
  
 つまり、チャンスがまだあるのは間違いない。決勝でプッシュしていく。明日はいくつかリスクを冒し、積極的に戦い、その上で、モンテカルロのカジノが幸運をもたらしてくれるかどうかを見ていくつもりだ。