アリアナ・グランデ、英マンチェスターでチャリティコンサート開催へ

英時間22日にマンチェスターにてショーを開催したものの、直後に起きた自爆テロ事件により大勢のファンが犠牲になったアリアナ・グランデ。その後アメリカに帰国したアリアナは憔悴した様子が伝えられていたが、このほど気丈にもTwitterを更新し、再び英国にてショーを開催する予定だと明かした。

多くの死傷者を出したマンチェスターでの自爆テロ事件にショックを受け、無傷で帰国したものの「今の私には何ができるのか」と悩み打ちひしがれていたというアリアナ・グランデ。彼女がこのほどTwitterを更新し、以下のような声明文を投稿した。

「マンチェスターで起きた事件の犠牲者とそのご遺族たちを思い、祈っています。そして心よりお悔やみ申し上げます。」
「今の私達にできる唯一のことは、この事件をどう受け止め対処するか、そしてこれからどう生きていくべきか決めることです。」
「辛い気持ち、恐怖、そしてトラウマ。そういう気持ちを抱えているに違いない皆さんを思うと、心が痛みます。どうしてこのような事件が起きるのか。我々には理解できません。」
「でも今年の残り、ファンを抱きしめ元気づけることなく過ごすなんてしたくない。皆さんは私を元気づけてくれるのですから。」
「私に勇気を示してくださったマンチェスターに戻るつもりです。そしてファンと共に時間を過ごし、チャリティコンサートを開催します。犠牲者とご遺族のためにお金を募り、犠牲者に敬意を表するためです。」

まだ具体的な話はまとまっていないが、アリアナは「決まり次第詳細をお伝えします」としており、再び凄惨なテロ事件の起きたマンチェスターに向かうという。

「音楽は世界中の人々がシェアできるもの。我々を癒し、団結させ幸せにしてくれるものなのです。」
「私は犠牲者を生涯忘れないでしょう。」

気丈にも勇気ある決断を下したとはいえ、アリアナが抱える恐怖心はいかばかりか。トラウマに苦しむ彼女は周囲の人々に支えながら生活しているというが、アリアナはそれでもファンのため、そして犠牲者とその遺族のためにショー開催に向けて調整に入るもようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）