連続ドラマ『居酒屋ふじ』のゲスト出演者が発表された。
テレビ東京で7月から放送される同作は、東京・中目黒に実在する居酒屋「ふじ」の店主で、2014年に逝去した「おやじ」の半生を描いた、栗山圭介による同名小説が原作。売れない俳優の西尾栄一が、有名人のサイン色紙で壁が埋め尽くされている居酒屋「ふじ」を訪れ、常連客の大森南朋や先輩俳優らと触れ合いながら、成長していく様を描く。西尾役を永山絢斗、大森南朋が本人役で出演する。
発表されたゲスト出演者は、第3話に出演する水川あさみ、第5話に出演する椎名桔平。水川と椎名は本人役での出演となり、水川は週刊誌の記者に「熱愛してますよね?」と追われ、ふじに逃げん込んでくるという設定だ。約30年前、実際にふじに訪れたことがあるという椎名は、「セットがあまりにリアルだった事もあり、撮影中に当時の自分を思い返したりしていました」と語っている。なお第1話のゲストは篠原涼子、第2話のゲストは大杉漣。両者も本人役で出演する。
■水川あさみのコメント
現場は、とても良い空気で皆さんが迎え入れてくれたので居心地が良かったです。本人役は2度目なんですが、今回は水川あさみ役であり、そうでない部分もあるので、セリフとセリフの間を自然に埋めるように話すことを意識しました。セリフで難しいところがあったのですが、言えた時はみんなでハグして喜びました。
■椎名桔平のコメント
「ふじ」に初めて来たのは約30年も前。役者の道を選んで間もない時でした。セットがあまりにリアルだった事もあり、撮影中に当時の自分を思い返したりしていました。本人役なので、自身の実際のエピソードも台本に取り入れて貰いました。大森君や余さんといった、気心知る共演者と一緒でとても楽しい現場でしたね。