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『嵐のワクワク応援団』無料招待で開催へ 大野、二宮、松本が“ふるさと”熊本に届ける元気

2017年05月27日 07:03  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐が、熊本地震復興支援公演『嵐のワクワク応援団 熊本がもっと元気になる3つの課外授業』を6月25日にグランメッセ熊本にて開催する。


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 本公演には、大野智、二宮和也、松本潤が出演。3人が先生となり、日々の生活にあるワクワクすることを来場者とともに勉強するという。グランメッセ熊本は熊本地震による被害を受けた施設。この度、グランドオープンするにあたり、プレイベントとして本公演が行われるとのこと。なお、「熊本の子供たちを元気にする支援イベント」として保護者を含む合計6000名を抽選で無料招待。熊本県内在住の小中学生3~4名(小学生未満、高校生以上の申し込みは受付不可)、ならびにその保護者1名の合計4名または5名のグループの参加を6月1日から12日までの期間募集する。詳細は応募ページで確認することができる。


 本公演は、6月17日・18日京セラドーム大阪、7月8日・9日東京ドームにて行われる嵐の恒例イベント『嵐のワクワク学校2017~毎日がもっと輝くみんなの保健体育~』の番外編でもある。『嵐のワクワク学校』は2011年6月、東日本大震災のチャリティーイベントとしてスタートした。通常のコンサートとは異なり、嵐が先生に扮してステージ上でトークを展開。生活や環境にまつわるテーマについて来場者に授業を行なう。2015年からは生徒役・助手役としてジャニーズの後輩グループも登場。今年はバラエティ番組などでの共演も多いSexy Zoneが出演することが決定している。


 『嵐のワクワク学校』では2012年にも一度、無料招待のイベントを行ったことがある。2012年6月に宮城、7月に福島を訪れ“課外授業”を行った。その際は東京・大阪で行われた内容を展開しており、別イベントとして行われるのは今回が初。参加するためにはかなりの倍率をかいくぐることが必要だが、大野・二宮・松本が直接足を運ぶという事実に励まされる人も多いことだろう。


 嵐はこれまでも熊本地震の被災者に向けてエールを送ってきた。2016年には嵐出演の応援メッセージCMが熊本県の民放4局で放送。嵐のメンバーが映像内で一人一人思いを告げ、BGMには彼らの楽曲「ふるさと」が流れていた。「ふるさと」は熊本県出身の放送作家・小山薫堂が2010年『NHK紅白歌合戦』のために書き下ろし、自らの“ふるさと”を思って書いた楽曲。先のCMは小山が企画・制作したものだ。今では復興のシンボルとしても歌い継がれ、『嵐のワクワク学校』では校歌として例年用いられている「ふるさと」。嵐やリスナーにとって特別な意味を持つ楽曲へと発展を遂げてきた。『嵐のワクワク応援団』でも同曲はなんらかのかたちで披露され、“ふるさと”の人々の心を癒すだろう。(竹上尋子)