複合施設「NIBUNNO」が6月10日にオープンする。
東京・麻布十番にオープンするNIBUNNOは、日本に拠点を置く台湾のデザイン事務所BXG株式会社が手掛ける施設。「泊まれるギャラリー」をコンセプトに据え、3月にプレオープンしていた。
自動車部品倉庫をリノベーションした6階建ての館内は、展示スペースと2部屋の宿泊施設、デザインオフィス、ラウンジなどのスペースから構成。ビル全館に日本と台湾のアーティストの作品を随時展示する。リノベーションを手掛けたのは、日本と台湾で活動を行なう建築家の虎尾亮太。
なお建物は2020年の東京オリンピック後に解体される予定。4年間限定でオープンする施設となる。
創設者の1人・林唯哲は、「NIBUNNOが4年限定であることについては、『1つの始まり』として捉えています。4年後、日台のクリエイティブ交流がまた次のステージへと進められることを期待しています」とコメントしている。