2017 AUTOBACS SUPER GT RACE REPORT
#111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
SUPER GT Rd.3 SUPER GT in KYUSHU 300Km
5月20日・5月21日 オートポリス(1周4.674km)
入場者数:予選1万470名/決勝1万8200名/合計2万8670名
5月20日(土)予選 天候:晴れ/コース状況:ドライ
予選Q1ポジション:23位(1'46.870) Driver:石川
5月21日(日)決勝 天候:晴れ/コース状況:ドライ
決勝ポジション:25位(Best Lap 1'47.816)
昨年の熊本地震の影響で2年ぶりの開催となった、九州オートポリスでスーパーGT第3戦が第2戦からの短い2週間というインターバルをおき開催された。(観客総動員数2万8670人)
5月20日快晴のなか、午前に行われた公式練習では、石川選手、山下選手の両ドライバーが走行を重ねるもセットアップがなかなか決まらず石川選手の1'47.589のタイムでクラス27番手で走行を終える。
午後から行われた予選Q1は石川京侍が担当する。4周目に石川選手が1'46.870をマーク。残念ながら今回はQ2進出ならずの予選23番手で終える。
翌日の決勝は23番手スタートになる。決勝でのセットを大幅に変更し、ポジションアップをはかる。
5月21日、決勝65Lap 300kmレースのスタートドライバーは今期初の山下選手が務める。緊張感高まるなか、スーパーGT in KYUSHU決勝がスタートした。
スタートから5周目に最終コーナーでGT500車両とGT300車両が絡むクラッシュがおき翌周にSCが導入された。クラッシュした車両回収に7周を要し、12周目よりリスタートとなった。
リスタート時点でのポジションは24位。23周のスティントを終え、山下選手から石川選手にステアリングを託した。タイヤ無交換で石川選手は巻き返しをはかる。
しかし、石川選手に交代して4周目に不運は起こった。他車の落としたパーツを踏んでしまいバーストしてしまう。なんとかピットまで自力で運んで、タイヤ交換を済ませコースに戻った。
だが、このバーストによる緊急ピットインがあとに響き、結果25位でレースを終える。
不完全燃焼で終えた悔しさの残る九州オートポリスラウンド。菅生ラウンドは、運も味方につけてチーム一丸でリベンジを誓う!
次戦、第4戦は7月22~23日にスポーツランド菅生で行われる。
レース後コメント
■監督:植田正幸
今回はフリーから決勝まで厳しい戦いでした。予想以上に路面温度が高くてセットアップに苦しみました。予選も下位に沈み、決勝もタイヤバースト(パーツを踏んでしまい)と不運でした。
次戦菅生まで少し時間があるのでしっかりデータを見直して頑張ります。次戦菅生も熱い応援宜しくお願いいたします。
■ドライバー:石川京侍
今回はフリー走行からペースがあまり良くなく、タイヤのセット数も限られているなかでの走行でしたので、予選に向けてのセットはあまりできていない状態で予選にいきましたが、予選でもフリー走行のペースの改善ができていなく下位に沈んでしまいました。
決勝は大幅にセット変更していき少し改善されたなかで、僕にドライバーチェンジしてタイヤ無交換で勝負に出ましたがタイヤをバーストさせてしまい勝負権を失くしてしまいました。次戦の菅生までにしっかりとデータを見直し準備していきます。
■ドライバー:山下亮生
オートポリスは2年ぶりのGT開催ということで気合いが入っていたのですが、全体的に流れがよくありませんでした。
フリーも予選も満足できる順位ではなく、決勝はスタートドライバーを経験したことは良かったのですが石川選手に交代した直後の予期せぬバーストでふたたび下位に落ちてしまいました。
次のSUGOは得意のコースなので上位で戦えるように頑張ります。