2017年F1モナコGPの木曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=2位/2=1位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=2位/2=1位
午後のセッションにはかなり満足できた。セッション初めに小さな問題が発生し、確認するのに余分な時間が必要だったが、その後は思いどおりに行った。
今年のマシンは去年よりも速くなっているので、モナコで走るのは楽しい。車幅も広くなり、午前中には何度かバリアを擦ってしまったが、ダメージはなくそのまま続行できた。
全体的にはいい一日だった。まだ木曜日なので、全体像を把握するには土曜日を待たないといけないが、既にマシンの感触がいいというのはうれしいね。午前中の最初のランにはすごく満足できたし、その後はそれほど多くの変更を加える必要はなかったものの、午後にマシンをさらに改善した。
1周のクイックラップでの感触は良いけれど、ロングランについては、トラフィックもあったから判断するのは少し難しい。これから微調整をしていくが、時間はある。さらにコンペティティブに仕上げるため、マシンの改善にもっと取り組んでいかなければいけない。明日も頑張るよ。いつもよりも時間があるのでリラックスできているが、もちろん休暇中ではないからね!
(木曜FP2でメルセデス勢が1秒以上遅かったことについて聞かれ)今日、彼らはどうしたのかな。少し変だった。何か理由があるはずだし、土曜になればパフォーマンスを完全に取り戻すだろう。だから彼らとは接戦になると思う。レッドブルともね。
(今年の幅広のマシンでモナコを走るのはタイトかとFormula1.comから聞かれ)もう6戦目だから、マシンのサイズにも慣れているし、バリアに当たったら笑えないから、できるだけ擦らないように気を付けているんだけど、それでもやっぱりタイトだね。今朝、2回バリアに軽く当たった。3回当たった後、自分にこう言ったんだ。『こういうバカなことはやめた方がいいぞ。自分が取るラインをしっかり見ろ』ってね(笑)