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ロバート・クビカ、モンツァでSMPのル・マン事前テストに合流

2017年05月25日 19:42  AUTOSPORT web

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2011年の事故後、ラリーに活躍の場を移していたロバート・クビカ
元F1ドライバーのロバート・クビカは、ル・マン24時間耐久レースの準備のため、SMPレーシングのダラーラ製LMP2マシンをモンツァでテストする。

 クビカは27号車ダラーラ-ギブソンをSMPに長年所属するドライバー、マウリツィオ・メディアーニとビクトール・シャイターとともに5月23日~24日の2日間のテストでドライブする。

「ル・マン24時間のような重要なレースの準備のために、SMPレーシングの手助けができるのは、僕の喜びであり名誉だ」とクビカは語った。

「この2日間のテストでは間違いなくたくさんのタスクがあるよ。でもマウリツィオとビクトール、それにチームとで多くの有用な情報を集め、マシンの最適なセットアップを見つけられると思う」

 クビカはグランプリ優勝を経験したF1ドライバーだったが、2011年初頭のラリー中のクラッシュで負ったひどい腕の怪我によりF1キャリアを終わらせることになった。サーキットレースには昨年復帰し、2017年のWEC世界耐久選手権にはプライベーターのバイコレスからLMP1クラスに参戦することになった。

 クビカは最初のレースでドライブすることもなく、怪我をしてからはシングルシーターでのテストや GP3、フォーミュラーEマシンのサンプリングなどを行なっていた。

 モンツァでクビカがテストする27号車はル・マンではシャイターとインディカーのドライバーであるミハイル・アレシン、ルノーF1のリザーブドライバーであるセルゲイ・シロトキンがドライブする。

「信じられないほどタイトなスケジュールだけど、モンツァでのテストにはミハイル・アレシンとセルゲイ・シロトキンは参加できないんだ」とシャイターが説明した。

「だからマウリツィオ・メディアーニとロバート・クビカの経験とスキルは、僕たちがマシンをセットアップするのにまさに必要なものなんだ」