ジャストシステムは、「商品イメージ」についての調査結果を5月25日に発表した。調査では、
「スマートフォンを利用している際に、バッテリーと接続するためのケーブルがすぐに故障してしまう」
といったことが起こったとき、商品のブランドや製造メーカーに対してどう思うかを聞いている。対象になったのは、10代~60代の男女1100人で、調査期間は5月17日~22日。ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施された。
スマホの「サイズが大きくなり服のポケットや鞄のポケットに入らなくなった」
もはや生活に欠くことのできないスマートフォン。「バッテリーと接続するためのケーブルがすぐに故障してしまう」という経験をしたことがある人も多いのではないだろうか。そのせいで、「2度とそのブランドを買いたくないと思った」「ブランドの印象が非常に悪くなった」「残念な気持ちになった」と回答した人は合わせて27.8%だった。「メーカーの人は自社製品をもっと研究したほうがよい」も19.7%に上った。
「スマートフォンの利用時に、画面の保護シールを貼ろうとしてもキレイに貼ることができず、斜めになったり、しわが入ったりしてしまう」のもよくあることだ。これについて、「2度と買いたくない」「印象が悪くなった」「残念」と感じた人は29.5%もいた。「もっと研究したほうがよい」も20.7%だった。
画面の大きいスマホは見やすいが、「これまで移動時などに収納していた服のポケットや鞄のポケットなどに入らなくなってしまった」のが嫌だと感じる人もいるようだ。「2度と買いたくない」は4.9%、「もっと研究した方がよい」は8.5%だった。
「具がセパレート用フィルムにくっつく」のは「別にどうでもよい」
食品や日用品についても、いろいろな不満を抱くことがある。「魚肉ソーセージなどの透明フィルム、開け口の手がかりとなるテープがすぐに切れてしまい、フィルムをはがしにくい」ことについても、多くの人が不快に思っているようだ。「2度と買いたくない」「印象が悪くなった」「残念」と答えた人は合わせて31%に上り、「もっと研究したほうがよい」も30.1%だった。「別にどうでもよい」と答えた人は8.2%にすぎなかった。
「コンビニの麺類(具と麺のセパレートタイプ)で、具がセパレート用フィルムにくっついてしまい、食べづらい」は、「別にどうでもよい」と答えた人が他の項目よりも多く、15.1%だった。
「掃除機の利用後、電源ケーブルの自動巻ボタンを押しても、途中でとまったりして、結局手で押して入れ直したりしなければならない」では、「2度と買いたくない」が6.1%、「もっと研究したほうがよい」が22.7%だった。