トップへ

F1モナコGPに新型Tウイングが登場。マクラーレンデザインを発展させた“トリプル”型も

2017年05月25日 11:02  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2017年F1第6戦モナコGP水曜 フォース・インディアが導入した“トリプル”Tウイング
フォース・インディアがF1モナコGPに新たなデザインの“トリプル”Tウイングを持ち込んでいることが分かった。

 今季F1技術規則変更の抜け穴を利用する形で、いくつかのチームがマシン後部にTウイングと呼ばれる小さなパーツを導入している。これまでフォース・インディアは使用してこなかったが、ダウンフォースが非常に重要なモナコで、ついに採用することを決めたようだ。

 フォース・インディア独自のTウイングは、マクラーレン型のオーバルの中央に1本のエレメントを加えた、“トリプル”型とも呼ぶべきデザインとなっている。

 見た目が美しくないとして不評のTウイングは2018年には禁じられる見通しだが、今季いっぱいは各チームがこのエリアから最大限のパフォーマンスを引き出すべく、開発を進めるものとみられる。ハースもモナコに新たなダブルオーバル型Tウイングを持ち込んでいる。


 一方、フォース・インディアは、乳がんに関する知識を広めるためのピンクリボン運動に賛同、F1モナコGPでマシンにロゴを表示することを発表した。
 モナコの他にも、カナダ、イギリス、アメリカ、メキシコで、VJM10に有名なピンクリボンのロゴが飾られる予定となっている。