フランスGPでドヴィツィオーゾが4位フィニッシュ、ロレンソも6位完走
2017MotoGP 第5戦のフランスGPがルマン・ブガッティ・サーキットで開催され、ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが4位でフィニッシュした。
土曜日の予選で6番手となったドヴィツィオーゾは、2列目からのスタート。ダニ・ペドロサ(ホンダ)やカル・クラッチロー(ホンダ)と6位争いを展開し、残り2周でクラッチローを攻略して4位でチェッカーを受けた。最終ラップでバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がクラッシュし、ウィナーとなったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)との差は11秒だった。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは予選16番手、6列目からのスタートとなった。オープニングラップ終了時点で13位にポジションを上げると、その後も確実に順位を上げて18周目には7位につけていた。最終ラップで順位をひとつ上げ、6位でフィニッシュラインを通過した。
第5戦終了時点のライダーズ・ランキングでは、54ポイントのドヴィツィオーゾが6位、38ポイントのロレンソが8位。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGP チーム #04) 4位
「4位というリザルトは悪くない。ペドロサと表彰台争いができたかもしれないが、今日はこれで十分に満足している。レース中盤から若干ペースを落とさざるを得なかったので、今日の順位はおそらく考えられるベストなリザルトだったと思う。前半にいくつかのポイントで攻めすぎたため、右前腕にかなり疲労が蓄積してしまい、スタートからフィニッシュまで同じペースで走ることができなかった。しかし、終盤のペースはかなり良かったので、無理せずに1分33秒台前半のタイムを刻んで、チェッカーまでクラッチローを抑えることができた」
ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGP チーム #99) 6位
「グリッド・ポジションとウォームアップの走りからすると、今日の結果はかなりポジティブだったと言うべきだろう。ウィナーとの差は非常に大きいし、セクターによってはタイムロスも大きかったが、それなりに安定したペースで周回できたし、ミスも犯さなかった。今日の6位フィニッシュは、ヘレスの表彰台に次ぐベストリザルトだ。いずれにしても、これからもハードワークを継続しなければならない。火曜日にはスペインのカタロニア・サーキットに遠征して、数日間のテストを実施する。ターゲットはもちろん、マシンの改良と熟成だ」