5月17日、イタリアでサイクリング中に交通事故に遭い、5月22日に亡くなった2006年のMotoGPチャンピオン、ニッキー・ヘイデンに向け、ホンダはプレスリリースを発行し、八郷隆弘本田技研工業代表取締役社長のコメントを発表した。
ヘイデンは2003年にホンダワークスであるレプソル・ホンダからMotoGPにデビュー。06年にはMotoGPチャンピオンを獲得し、2016年からはSBKスーパーバイクに転向。鈴鹿8耐への参戦や、今季もレッドブル・ホンダ・スーパーバイクチームからのSBK参戦など、ホンダとは長年に渡って密接な関係があった。
そんなヘイデンのシーズン中の死去に対し、ホンダはプレスリリースを発行し、八郷社長のコメントを掲載した。コメントは下記のとおりだ。
「ニッキー・ヘイデン選手の逝去の報に接し、大きな驚きと悲しみを感じています」
「ヘイデン選手は早くからロードレース界で活躍し、2006年にはホンダのワークスライダーとしてMotoGPでタイトル獲得を果たすなど、ホンダの二輪レース活動に大きく貢献してくださいました。アグレッシブな走りや明るい人柄は多くのファンを魅了しました」
「これまでのホンダライダーとしての多大な功績に感謝するとともに、ニッキー・ヘイデン選手ならびにご家族に対し、謹んで哀悼の意を表します」