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BRAHMAN『あゝ、荒野』主題歌を書き下ろし 菅田将暉がボクシングに励む特報映像も

2017年05月23日 10:23  リアルサウンド

リアルサウンド

BRAHMAN

 菅田将暉とヤン・イクチュンが主演を務める映画『あゝ、荒野』より、BRAHMANが主題歌を書き下ろすことが発表され、あわせてかねてより寺山修司のファンであったメンバー、TOSHI-LOWのコメントと一部楽曲が流れる特報映像が公開された。


(参考:『帝一の國』の実写化はなぜ成功したのか? 菅田将暉らが息づかせたキャラクターのリアルさ


 本作は、1960年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍した寺山修司が、唯一遺した同名長編小説を、現代版に再構築して実写化した青春ストーリー。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、ネオンの荒野・新宿でもがきながらもボクシングの挑戦で心の空白を埋めようとする新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)、ふたりの絆と周りの人々との人間模様を描く。


 メガホンを取ったのは、『二重生活』の岸善幸監督。キャストには、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、山田裕貴、木村多江、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが名を連ねる。


 このたび公開された特報には、「孤独をブチ壊せ」というキャッチコピーとともに、BRAHMANの楽曲を収録。新次とバリカンの出会いや、ボクシングに励む様子などが収められている。なお、BRAHMANは今回初めてフィクション映画に楽曲を提供するとのこと。


・TOSHI-LOW(BRAHMAN)コメント


書を捨てずポケットに詰め込んで街に出た
血の匂いのする言葉に憧れた田舎の中坊が
真似した名言ごっこは詞という名の拙い表現になり
叫んで生まれた泥臭いメロディーと出逢って歌になった
街角の小さな本屋で出逢った本に打ちのめされた30年後に
言葉という名の武器と出逢わせてくれたあの人を感じながら
俺達は出逢いの喜びと無情を懸命に歌うだろう
リングの上で出逢うあの二人のように


(リアルサウンド編集部)