イタリアでサイクリング中に交通事故に遭い亡くなったニッキー・ヘイデンの家族が、深い悲しみを語るとともに、病院関係者、ファンに対する感謝の気持ちを述べた。
ヘイデンは、水曜日にイタリアのリミニ近郊で友人とサイクリング中に、クルマに衝突。頭部と胸部に重傷を負い、5月22日の現地時間19時09分に死亡が確認された。
ヘイデンの家族と婚約者ジャッキー・マリンもヘイデンの最後を看取っており、兄弟のトミー・ヘイデンは「ニッキーへ応援メッセージを送ってくれたことを家族全員とニッキーの婚約者ジャッキーを代表して感謝したい」と次のようにコメントしている。
「ニッキーが多くの人々に影響を与えていることは知っている。これは大きな慰めとなるよ」
「これは明らかに悲しいことだ。ニッキーはバイクに乗っていたことが最も幸せなことだったと覚えておきたい。ニッキーはプロライダーとして夢を見ただけでなく、世界チャンピオンとなってライダーの頂点にたつことができたんだ。みんなとても誇りに思っている」
「家族の心の中にはニッキーとの多くの幸せな思い出があるし、みんなニッキーを恋しく思っている」
「病院のスタッフ全員に感謝したい。彼らはとても親切だった。僕たちは数日中にニッキーとともに家に帰宅することを願っている」