2017年からスタートしたブランパンGTシリーズアジアの第2戦がタイのチャーン・インターナショナルサーキットで開催され、レース1はリノ・マストロナルディ/ルイ・アグアス組スピリット・オブ・レースSAの38号車フェラーリが、レース2はハンター・アボット/マキシミリアン・バーク組999号車メルセデスが優勝を飾った。
マレーシアのセパン・サーキットで開催された第1戦に続き、タイのチャーン・インターナショナルサーキットで迎えた第2戦。タイの地元チームを含む26台のGT3/GT4カーが集まり、5月20~21日に予選と決勝が行われた。
予選では、レース1のポールポジションをBBTの37号車フェラーリ488 GT3(アンソニー・リウ-シウ/ダビデ・リッツォ)が獲得。スピリット・オブ・レースSAの38号車フェラーリが続いた。レース2では、J-フライ・アブソリュート・レーシングの7号車アウディR8 LMS(ジェフリー・リー/アレッシオ・ピカリエロ)がポールを獲得した。
レース1では、セーフティカーが導入される展開の中で、38号車フェラーリが999号車メルセデスを振り切り優勝。アマクラスでは、竹田直人/白坂卓也組19号車アウディが今季2勝目を飾った。レース2では、アボット/バーク組999号車メルセデスが、アウディ・ホンコンの5号車に11秒差をつけ優勝。3位にはODレーシングの86号車が入り、アウディR8 LMSが2~3位を占めている。
ブランパンGTシリーズ・アジアの次戦は、6月24~25日に鈴鹿サーキットで開催される。日本からはすでにCarguy Racingの参戦が決まっているほか、鈴鹿戦にはまだ日本からのエントリーがあるようだ。