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「人生で戻りたくない時期」はいつ? 「新入社員のころ」「小中高は全く良い思い出がない」

2017年05月22日 17:02  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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どんな人にも「あの頃には二度と戻りたくない」という時期はあるはずだ。ガールズちゃんねるには5月19日、「自分の人生で一番戻りたくない時期」というスレッドが立った。スレ主にとっての戻りたくない時期は「新入社員で勤めた会社の3年間」だといい、その理由をこう綴っている。

「残業代出ない、パワハラ、毎日終電、1から100まで自分で抱えて処理して、同期はいなくて、営業だから数字でいじめられて、毎日泣いていました。東電(編注:電通の誤記)の子のニュースで目が覚めました」

教室に入ると死ねと言われ、毎日死ぬ方法を考えた

スレ主と同様に職場での辛い思い出が挙がっている。とある人物は2社目の会社に勤務した際、時間外労働やパワハラ、セクハラなどを受けた末、精神を病んだという。この人物は当時を、「よく自殺せずに1年半も続けたと思う」と振り返る。同様に精神を病んだ経験を持つ人は、服薬しながら仕事をしたが結局追いつかず、周囲から疎まれて退職する憂き目に遭っている。

長時間労働や様々なハラスメントなど、職場での不快な出来事による精神的ショックは大きい。だがスレッドでは仕事関係のことよりも、学生時代を思い出す人が多いのだ。

「とりあえず学生時代は小中高全滅だわ。 良い思い出が全くない」
「中学生時代。酷くいじめられたから。思い出すだけで苦しくなる。 今タイムスリップしたら、刃物振りかざして復讐するかもしれない」

「高校のとき靴に画鋲入れられた」という人もいるが、これは悪質ないじめだ。中学時代、クラスに入るとボス格の生徒から「死ね」と言われ、毎日死ぬ方法を考えていたという人もいた。これでは思い出すだけで辛い。

「母の再婚相手から頭から血が出るほど角材で殴られた」

学校生活のほかには、劣悪な家庭で育った時のことを挙げる人も多い。

「生まれてからDVの父親が自殺した16歳の頃まで 毒母に支配された小学生~近年まで まともな親が欲しかったなぁ」
「14歳から18歳 母の再婚相手から頭から血が出る程、角材で殴られた 前歯ぐらぐら、全身青あざ、顔に唾……体を触られる」

読むだけで震えてくる内容だ。機能不全家庭で育つと心に深い傷を負い、大人になっも生活に支障をきたすおそれがある。

家庭のことでは育児を挙げる人も。26歳で2歳児の育児をしていたという人物は、「もう育児は2度とやりたくない」と漏らす。2歳頃から自我が芽生え、「これが嫌」と主張する「イヤイヤ期」の時期に入るため「魔の2歳児」と呼ばれる。ワンオペ育児だったのだろうか。よほど格闘した様子がうかがえる。

ただ、時が経って過去の辛い思い出を手放せたという人もいる。学生時代にいじめを受け、卒業後10年にわたり苦しんだという人は、「今になってようやくその人達の事を許す事が出来そう」という心境を書いている。