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渡部篤郎が飯豊まりえの「パパ」に 野島伸司脚本のドラマ『パパ活』

2017年05月22日 12:32  CINRA.NET

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『パパ活』 ©エイベックス通信放送/フジテレビジョン
ドラマ『パパ活』が6月26日からdTV、フジテレビオンデマンドで配信される。

『高校教師』『未成年』などの野島伸司が脚本を手掛ける同作。母親から家を追い出され、彼氏にも見放された女子大生・杏里が、肉体関係を持たずにデートをするだけで男性から金銭が受け取れる「パパ活」の存在を知って45歳の男性・航と出会い、やがて航を取り巻く真実に接近していくというあらすじだ。

大学講師の航役を渡部篤郎、杏里役を飯豊まりえが演じるほか、健太郎、霧島れいか、橋本さとしらが共演。初めて野島の作品に出演するという渡部は、「自分には似ていない人物を演じる事は、大変貴重な経験で、役の感情を理解することに、普段以上に時間をかけた様に思います」と述べているほか、飯豊まりえは「愛の形や人との繋がりの深さ、それを同年代の方達にも感じ取っていただきたいです。大人の男性にしかできないようなオシャレな胸キュンシーンもあります」と同作の魅力をアピールしている。

野島は作品の内容について、「パパ活」という関係は「入り口のモチーフとして使い、中年男性との想像も出来ない恋物語に移行します」と明かしている。1話約30分、全8話構成の作品となり、各話が毎週配信される。

なお6月10日に東京都内で『“全8話イッキ見”試写会』が開催。5月25日まで参加応募を受け付けている。詳細は『パパ活』のオフィシャルサイトをチェックしよう。

■渡部篤郎のコメント
自分には似ていない人物を演じる事は、大変貴重な経験で、役の感情を理解することに、普段以上に時間をかけた様に思います。
わからない事など、色々な方向からその人間を考える時間もとても貴重でした。
野島伸司さんの脚本に参加させていただくのは初めてで、50歳手前で参加させてもらえた事も、また1つ勉強になりました。
複雑な恋愛をテーマにしたドラマですが、心に傷を負った人達の精一杯生きようとする、愛の作品をお楽しみください。

■飯豊まりえのコメント
自分の父親と同い年くらいの相手。
日常では出会えないような人といま話題になっているパパ活がきっかけで出会い、恋をする物語。
パパ活を超えた2人の関係の先にみえるものはなんなのか。
年の差の恋愛を不朽の名作をうみだしている野島さんがまた違う形で書かれたこと、愛の形や人との繋がりの深さ、それを同年代の方達にも感じ取っていただきたいです。大人の男性にしかできないようなオシャレな胸キュンシーンもあります。

■野島伸司のコメント
「パパ活」は、援助交際を綺麗事で包んだとも言われていますが、現代世相の1つです。
背景には、授業料、奨学金が払えない貧困女子という、社会問題と繋がっているようです。
物語はフィクションであり、入り口のモチーフとして使い、中年男性との想像も出来ない恋物語に移行します。
ヒロインと同じように進むかどうかの選択肢は多義に渡ります。自分に置き換えて視聴して楽しんで貰えたらと思います。
なお、くれぐれも、サイトへの登録は自己責任ですが(笑)