決勝 決勝は14時にパトカー先頭のパレードラップ、続くフォーメーションラップからスタート。Studie BMW M6は、荒選手のドライブでクリーンなスタートを決めた。コントロールライン通過直後、荒選手は1つ前のマシンを3コーナーでオーバーテイク。3周目にも更に1台をパスし、レース序盤でそのポジションを7番手に上げた。
その直後、300クラス後方のマシンが500クラスのNSXとクラッシュ。セーフティーカーが導入された。レースはその後SC先導で隊列を整え、12周目まで周回数を消化。13周目にレースが再開されると、荒選手は7番手ポジションをキープしたまま、レースの前半を走行した。迎えた22周目、Studie BMW M6は、前方を走るマシンのPIT INで6番手に浮上。28周目には5番手までポジションを上げた。チームは30周目にPIT INをコール。荒選手は31周目にルーティンのPIT作業へ向かった。
Studie BMW M6は実質5番手、見かけ上9番手のポジションでレースに復帰。荒選手からバトンを受けたJorg選手は、前を行く11号車と後ろから迫る4号車の2台と一進一退のバトルを展開。58周目に4番手11号車のトラブルでポジションを1つあげると、そのポジションを保ったまま、チェッカーを受け、4位完走を果たした。