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有田哲平が連ドラ初主演 古谷実原作『わにとかげぎす』で本田翼と共演

2017年05月22日 10:52  CINRA.NET

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古谷実『わにとかげぎす』1巻表紙
古谷実の漫画『わにとかげぎす』がドラマ化され、7月からTBS系で放送される。

『わにとかげぎす』は『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』『ヒメアノ~ル』などの作品で知られる古谷実が、2006年から2007年にかけて『週刊ヤングマガジン』に連載した作品。独身で童貞のさえない警備員・富岡ゆうじが友達を作ろうと奮闘するが、「人生放浪者」と称するホームレスの男や1年以内に死ぬという脅迫状などによって富岡の人生が一変していくというあらすじだ。古谷の作品が連続ドラマ化されるのは今回が初めて。

主人公の富岡役を演じるのは、連続ドラマ初主演となる有田哲平(くりぃむしちゅー)。流れ星に「友達が欲しい」と願った富岡の前に現れ、富岡に一目惚れする小説家志望の女・羽田梓役を本田翼が演じる。また富岡の人生を狂わせるホームレスの男性役に光石研、富岡をある事件に巻き込む新人警備員・花林雄大役に賀来賢人、雨川勇役に吉村界人がキャスティングされているほか、淵上泰史、村上淳も出演者に名を連ねる。

有田は同作への出演にあたり「ドラマ主演のオファーを頂いた際、考えるよりも前に“やります!!”と返事をしてました」と明かしているほか、原作については「人間の深い部分をついていて、恋愛も含めシリアスな人間ドラマ。笑える部分もたくさんありますけど、古谷さんの作品の重みはハンパなくて“この作品をやるんだ”という責任を感じますね」と語っている。

また大胆なシーンにも挑戦しているという本田は「原作をとても大切にしている台本なので原作ファンの方はもちろん楽しんでいただけると思いますし、原作を知らない方でもドラマを見た方みんなが、孤独に怯え自分の人生を変えたいと葛藤しながら生きる有田さん(演じる富岡というキャラ)にどこか共感してしまい、応援したくなる、そんな作品だと思います」とのコメントを寄せている。