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【速報】第101回インディ500予選:スピード更新も琢磨は4番手、アロンソは5番手に

2017年05月22日 07:12  AUTOSPORT web

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予選を5番手で終え、2列目センターからインディ500決勝に挑むフェルナンド・アロンソ
第101回インディ500のグリッドを決定するポールデーが21日に開催され、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が平均232.164mphと完璧なアテンプトで前日のスピードを更新しポールポジションを獲得した。

 予選初日2番手だった佐藤琢磨は、ポールポジションを争うファスト9に初めて進出。平均231.365mphを記録し4番手。フェルナンド・アロンソも健闘を見せ5番手に入った。

 前日は雨に見舞われたインディアナポリス・モータースピードウェイ。33グリッドが決定するポールデーは晴天に恵まれた。

 プラクティス走行を終え、15時から前日10位以下のドライバーたちで10~33番手のグリッドを決定するセッションが行われ、順番にアテンプトが行われる。

 このセッションではライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が平均231.442mphを記録し、10番グリッドを獲得した。

 そしてポールポジションから9番手までのグリッドを争うファスト9が17時からスタート。

 前日9番手のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)から順番にアテンプトしていく。

 3番目にアタックしたアロンソは、1周目を231.171mph、2周目を231.440mph、3周目は231.475mphと徐々にスピードを更新、4周目は231.171mphを記録し、平均231.300mphでトップに立つ。

 5番手に登場した昨年のウイナー、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)がアロンソを上回る231.487mphを記録する。

 しかし、好調のアンドレッティ勢を上回ったのがスコット・ディクソンだった。7番手に登場したディクソンは、1周目をここまでの最速となる232.595mphで走行。3周目まで232mphを記録し平均232.164mphと大幅にスピードを更新し暫定ポールに立つ。

 残すは琢磨とエド・カーペンターのふたり。

 琢磨も1周目を232.171mphで走行。しかし、231.599mph、230.929mph、230.768mphと徐々に落とし平均231.365mphを記録しロッシの後ろとなる。

 カーペンターも1周目を232mph台で走行するもディクソンには及ばず平均231.664mphで2番手に。

 第101回インディ500のポールポジションはスコット・ディクソンが獲得し、賞金10万ドルも手に入れた。

 28日の決勝レースに向けて明日22日もプラクティス走行が予定されている。