フランスGP予選を終え鳥羽は9列目スタート
アティラプワパは10列目を獲得
2017年5月20日(土)
Rd.05 フランスGP
ル・マン・サーキット
コンディション:ウエット(FP3)/ドライ(QP)
気温:13℃
路面:19℃
土曜午前12時35分(日本時間午後7時35分)から40分間にわたって争われたフランスGP予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は26番手のラップタイムを記録。明日の決勝は9列目からスタートします。チームメートのナカリン・アティラプワパは予選30番手タイム。10列目を獲得しました。
午前のFP3は、湿った路面の冷えたコンディションになりました。アティラプワパはこの難しい状況にすばらしい適応を見せ、トップタイムからわずか0.5秒差の8番手タイムを記録しました。鳥羽も昨日のタイムを2.8秒更新する大きな前進を見せました。
午後の予選では、鳥羽はセッション序盤に前を走っていたライダーの転倒に巻き込まれたものの、チームの迅速なマシン修復でほどなくコースへ復帰。1分43秒918の好タイムを記録。これが予選の自己ベストタイムとなりました。アティラプワパは1分44秒719でした。
両名とも、日曜午前8時40分(日本時間午後3時40分)のウォームアップセッションでNSF250RWのセットアップにさらに磨きをかけ、24周で争う午前11時(日本時間午後6時)の決勝レースに万全の状態で挑みます。
鳥羽海渡(26番手/1'43.918/+1.105)
「予選では序盤からいいフィーリングで走れていたのですが、転倒に巻き込まれてしまいました。チームが素早くマシンを直してくれたので、ピットアウトしてすぐにいいタイムを出せました。最後のピットアウトでタイムを更新できなかったので9列目スタートになってしまいましたが、バトルになればグループの中でポジションを上げていくのは得意なので、明日は最低限でもポイント獲得圏内を目指したいと思います」
ナカリン・アティラプワパ(30番手/1'44.719/+1.906)
「朝は気持ちよく走れていたのですが、ドライコンディションになった午後は少し厳しくなってしまいました。アグレッシブに攻めすぎて、コーナーではらみがちになってしまいます。明日の決勝では、今日の結果から一転して好リザルトを得るために全力を尽くします」
岡田忠之 チーム監督
「両選手とも、セッションごとにいい積み上げを行ってきましたが、予選終盤のタイムアタックでは一発タイムを出すことはできませんでした。残念ですが、彼らにはいい経験になったと思います。アベレージはいいので、明日の決勝はポイント獲得圏内を目指し、少しでもいい位置でレースを終えてほしいです」