ル・マン、ブガッティサーキットで開催されているMotoGP第5戦フランスGPは予選日を終え、ポールポジションを獲得したマーベリック・ビニャーレスと、フロントロウを獲得したバレンティーノ・ロッシ、ヨハン・ザルコが予選を振り返った。
■マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハ・MotoGP(予選1位)
「コースコンディションがベストではなく、トリッキーな予選だった。とはいえ、マシンのフィーリングはとてもよかったよ」
「ポールをねらえると思っていた。集中してプッシュし、ポールポジションを獲得することができた。明日も天候に注意を払わなければならない」
「フラッグ・トウ・フラッグになっても、ウエットになっても、ドライのレースになってもいいように、引き続きマシンのセットアップを改善していかなくてはならない。今晩も明日のレースに向けて、改善していくつもりだ」
■バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(予選2位)
「今日の結果には満足している。今日が初めてのドライでの走行だったからね。セッティングを少し変更し、コースと新しい路面に合わせた。マシンはいいフィーリングだったよ」
「予選の終盤はよかった。アタックラップは速かったと思うが、ジャック(・ミラー)に詰まって、タイムをロスしてしまった。ポールポジションを逃したことは残念だけど、2番手からスタートすることはレースに向けてOKだ」
■ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3(予選3位)
「気分がいいよ。母国のファンの声援が励みになった。ここではいいペースを見つけるのが難しい。FP4でリセットし、ペースを取り戻したんだ。コンスタントにいいペースで、予選に向けてよい参考になったよ」
「Q1はベストだったね。初フロントロウ獲得は信じられない。ワンセットのタイヤで行く戦略は計画していた訳ではない。どんどん速く走ることができたんだ」
「レースはトップグループについていくつもりだ。ル・マンで速く走るためには落ち着くことが重要だから、自分をコントロールして強くなることが必要だ。それからファイトし、表彰台をねらいたい。もし達成できれば本当に素晴らしいだろう」