AUTOBACS RACING TEAM AGURI
第3戦 オートポリス
GT300 予選レポート
http://www.alnex.jp/report/index.html#tab-report-300QF
初めてのコースでウォーキンショーがQ1突破し、高木がそれを活かして予選4位
今年から加入したショーン・ウォーキンショーは、第1戦の岡山、第2戦の富士は公式テストで事前に走行する事が出来たが、ここオートポリスは今朝のセッションで初めて走る事になった。序盤は高木真一がセットの確認を行い、その後はショーンが慣熟走行する予定だったが、20周ほどしか出来なかった。しかし、ショーンの学習スピードは早く、高木と遜色ないタイムをすぐに叩き出した。
チームはショーンがQ1を突破出来ると判断し、Q1はショーンにステアリングを委ねた。ショーンはセッション半ばにアタックを行い、その時点で4番手のタイムを叩き出した。残り時間も少なかったので、チームはそこでタイムアタックを終了したが、タイムを更新する車が多く、最終的にはQ1突破ギリギリの14番手でショーンは無事任務を果たした。
続くQ2は高木がアタック。高木はFIA-GT3勢ではトップの4番手のタイムを記録したが、JAF-GT勢には届かなかった。明日はJAF-GT勢に離されずにレースを展開し、表彰台を狙いたい。
土屋圭市アドバイザーのコメント
「ショーンも真一もよく頑張った。明日はJAF-GTに離されないようにレースを戦っていく事がポイントだね。何とかJAF-GT勢を崩したいね」
安藤博之エンジニアのコメント
「このコースはショーンが初めてだったので、高木さんに予選のセットを進めてもらった後にショーンに沢山走ってもらおうと思っていました。サファリでは決勝のセットを進め予選になりました。午前のショーンのタイムを見たところ、何とかQ1は突破出来ると判断出来たので、ショーンに行ってもらいました。Q1はギリギリで通過したものの、Q2で4番手を確保出来、予選の戦い方は上手く出来たと思います。決勝のセットも良いデータが取れているので、明日のウォームアップで再確認してレースに挑みたいです」
高木真一選手のコメント
「ショーンがギリギリ頑張ってくれて本当に良かったです。オートポリスを走るのは今日が初めてで、今朝は20周もしてなかったですし、Q1のデータを見たらアンダーが強かったので、あの状態で良くタイムを出してくれたと思います。ショーンのデータを見てQ2までに微調整をしてもらいました。アンダーはわずかに解消出来たものの、まだまだ強く症状が出ていたので微調整が出来て良かったです。明日はボク達のレースのセットは非常に良いので、きっと良いレースをお見せ出来ると思います」
ショーン・ウォーキンショー選手のコメント
「予選は何とか上手くいきました。車のバランスも向上していると思います。明日、ボク達は非常に良いポジションからスタート出来ますが、トラフィックに注意する事が非常に重要だと考えています。しかし、タイヤの持ちも良さそうなので良いレースが出来ると思います」