トップへ

"待ち焦がれる時間"をカウントダウンする「エルメス」の新作時計、日本初披露

2017年05月20日 12:45  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
「人々を驚かせ、感動させ、そして喜ばせる。それがエルメスの時計です」ー。時計開発担当クリエイティブ・ディレクター、フィリップ・デロタルが手がける「エルメス(HERMÈS)」の新作時計が日本で初披露された。バーゼルワールド2017でお目見えした新作「スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアント(Slim d'Hermès L'heure impatiante)」は、"待ち焦がれる時間"をカウントダウンして知らせするというロマンチックな仕掛けが備わっている。

 スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアントは、恋人に会えるまでの待ち遠しい時間を可視化するために作られたタイムピースだという。2015年に発表されたメンズ時計スリム・ドゥ・エルメスをベースに、2つのサブダイヤルが配置されている。4時位置のサブダイヤルで時間を設定すると、半円のレトログラードが60分前から動き出し、その時が来ると持ち主にしか聞こえないほどの控えめな清音が響くという仕組みだ。ケースは音の響きの良さを優先するため、ピンクゴールドを採用。ブルー・アビスとアヴァンヌの2色のストラップから選ぶことができる。価格は407万円。
 銀座店で開催されている「LE TEMPS, UN OBJET HERMÈS(時間、それはエルメスのオブジェ)」展では、スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアントのほか、カレに描かれたクマをモチーフにした「スリム ドゥ エルメス GRRRRR!(Slim d'Hermès GRRRRR!)」や、昨年25周年を迎えた「ケープコッド シャドウ(CAPE COD SHADOW)」といった新作から定番までが一堂に会す。会場には、万華鏡や霧、水面などに着想された等身大のインタラクティブなスクリーンなども設置され、エルメス独自の「時」の世界を体感できる。
LE TEMPS, UN OBJET HERMÈS~時間、それはエルメスのオブジェ~会期:2017年5月19日(金)~5月29日(月)会場:エルメス銀座店3階 ジュエリー&ウォッチフロア