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第101回インディ500:4日目も4番手と好調のアロンソ。琢磨は単独走行でトップ

2017年05月19日 08:12  AUTOSPORT web

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前日に引き続き4番手のアロンソ。予選に向けて順調に走行を重ねる
走行4日目を迎えたインディカー・シリーズ第6戦第101回インディ500。18日にはジェイ・ハワード(シュミット・ピーターソン)が226.744mphでトップスピードを記録し、アンドレッティ・オートスポート勢も上位につけた。

 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ)は前日に引き続き4番手を記録。佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は9番手ながら、トウなしの単独走行ではトップスピードをマークしている。

 前日は強風に見舞われ周回を重ねるドライバーも少なかったが、18日はバディ・ラジアー(ラジアー・レーシング・パートナーズ)もチェック走行を行い、エントリーした33台が勢ぞろい。各車は積極的に走行を重ねた。


 トップスピードは2011年以来、久々のインディ500参戦となるシュミット・ピーターソンのハワード。序盤にここまで4日間でトップとなる226.744mphを記録した。

 2番手はライアン・ハンター-レイ、3番手にマルコ・アンドレティ、そして4番手にはフェルナンド・アロンソとアンドレッティ・オートスポート勢が続く。

 この日96周を走行したアロンソは225.619mphとスピードを更新。前日は走行するドライバーが少ないなかでの4番手だったが、33台が走行した今日のプラクティスでも4番手に入り、週末の予選に向けてギアを上げてきた感じだ。

 5番手にはジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が入ったが、彼はプラクティス序盤のターン1でスピンしウォールにクラッシュ。35周のみの走行に終わってしまった。


「少し足をぶつけてしまったよ。1、2週間は痛むだろうけど大丈夫そうだ」とニューガーデンはコメントしており、大きな怪我はないようだ。

 セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)も走行中にスモークを上げマシントラブルに見舞われた。

 アンドレッティのチームメイト同様、佐藤琢磨も好調だ。99周を周回した琢磨は、順位こそ224.771mphで9番手だったが、トウなしの単独走行ではトップとなる224.734mphを記録している。

 19日は予選前の最後のプラクティスデーとなる“ファストフライデー”。これまで同様、12時から6時間の走行時間が予定され、プラクティス終了後には予選アタックの順番を決める抽選が行われる。