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MotoGP:前戦優勝のペドロサ、ル・マンでも「ヘレスと同じレベルを維持したい」

2017年05月19日 05:42  AUTOSPORT web

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ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム
MotoGP第5戦フランスGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング4位)
 前戦スペインGPでポールポジションからスタートし、今シーズン初優勝を飾ったダニ・ペドロサ。この勝利でマルケスに6ポイント差のランキング4位に浮上した。

 ル・マンでは2012年にポールポジションを獲得。2013年には優勝を飾っている。

 トップに立った後、独走に持ち込むのがペドロサの優勝パターンで、そのパターンにはまると、手の付けられない速さを発揮する。2戦連続で優勝できるかどうかに注目が集まる。

「最高の結果だったヘレスの後で、ポジティブな精神力を持ってル・マンに臨みたい」

「フランスGPは常にチャレンジングなレース。天候は変わりやすく、寒かったり、暑かったりするから、フリー走行でペースを見つけることや、コースインごとの組み立て方が難しい」

「トラックはタイトでショート。ちょっとした違いが予選で大きな違いをもたらしてしまう。新しい路面でバイクがうまく機能することを期待している。ル・マンはいい加速とブレーキングが必要だ。チームと一緒にいい仕事をして、ヘレスと同じレベルを維持したい」

■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング3位)
 第2戦アルゼンチンGPで転倒ノーポイントに終わったものの、得意とする第3戦アメリカズGPで今シーズン初優勝を飾り、第4戦スペインGPでも2位入賞を果たしたマルク・マルケス。ランキング2位のマーベリック・ビニャーレスに2ポイント差のランキング3位につける。

 ヘレスオフィシャルテストでも2番手につけ、マシンのセットアップに収穫があった模様。ル・マンのMotoGPクラスでは、2013年、2014年、2015年とポールポジションを獲得した経験を持ち、2014年には1勝を記録している。

 昨年は決勝中に転倒したものの、再スタートし13位に入賞した。ヤマハが得意とするコースで、調子を上げてきたホンダのエースがどう戦うかに注目が集まる。

「ル・マンは特殊なコースで、レイアウトは他のサーキットとは異なる。タイトでショートで、ストップ・アンド・ゴーのコーナーが多く、例えば、バルセロナとは全く反対のキャラクターのコースだけど、すごく楽しい」

「今年は路面が再舗装されたから、金曜の午前中に状況を確認してみよう。どういうレースになるかは様子を見なければならないが、今年は予測することが非常に難しい。チャンピオンシップは再び接近していることから、ここ数戦の調子を維持し、いいメンタルで懸命に働かなければいけない」