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元MotoGPチャンピオンのニッキー・ヘイデン、依然として深刻な状況。高度な医療施設へ移送

2017年05月18日 18:32  AUTOSPORT web

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イタリアでサイクリング中、交通事故にあったニッキー・ヘイデン
イタリアでサイクリング中に交通事故にあい、重傷を負ったニッキー・ヘイデンは、事故から一夜明けた木曜日も依然として深刻な状態にある。

 2006年のMotoGPチャンピオンで現在はスーパーバイク世界選手権(SBK)のライダーであるヘイデンは、水曜日にイタリアのリミニ近郊で友人とサイクリング中に、クルマに衝突。頭部と胸部に重傷を負って、救急搬送された。

 当初はリミニの病院へ搬送されたが容態は改善せず。そのため、より高度な医療活動が行えるチェゼーナのブファリーニ病院へ移されることとなった。

 水曜日に病院側が発表した声明によれば、ヘイデンは脚を含む数カ所を骨折しているほか、脳浮腫も発症。また、頭部への外傷により脳圧が上昇しており、外科的処置を行う必要があるというが、ヘイデンの容態は手術に耐えられるほど安定していないとされていた。

 事故から1日経った木曜日、ブファリーニ病院が発表した声明でも、依然としてヘイデンの状態は好転しておらず、集中治療室で処置を受けていることが明かされている。

「昨日の発表からは状況に変化はない。ニッキー・ヘイデンは今も集中治療室で処置を受けており、とても危険な状態にある」